今日の午前中は手術の患者さんお一人のアポイントでした

遠方の患者さんなので昨夜から東京に宿泊されています

朝一番に電話にて体調確認をして予定通りお迎えしました

手術は遊離歯肉移植術です

補綴処置をするのに十分な角化歯肉がありませんので、上顎から歯肉を移植しました

何でそんなことするの？今までの歯医者でそんなこと言われたことありません、とほとんどの患者さんは仰います。

角化歯肉がないと痛くて歯磨きができないのです

術前の写真です

白っぽい歯肉とピンクの頬粘膜の境目が分かりますね？

歯肉には大きな段差があってこの上に補綴物がくると清掃不良で永く持ちません

私の診療理念は、

・永続性

・清掃性

が大きなテーマです。

もちろんこれに審美性やら他の要素がプラスされていきます

歯肉に切開を入れて部分層弁にて剥離をしていきます

そこに上顎から採取した角化歯肉をトリミングして移植しました

患者さんにはしばらくの間この部分の歯磨きはお休みしていただいて、しっかりと生着するのを待ちます

万が一夜中に出血などでお困りになってはいけません

「真夜中でも困ったらすぐに電話をください」、と私の携帯番号をお伝えしてお帰りになられました

ちゃんと車までお見送りしたことは言うまでもありません

今日も徹底的に安心・安全な歯科治療”を

#日本歯科保存学会認定医

#マイクロスコープを使った精密治療🔬

#歯の保存を第一に

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