医院と親御さんの二人三脚ですすめるお子さんの虫歯予防
お子さんの歯を虫歯から守るためには、歯科医院と親御さんと二人三脚でのケアが必要です。以下では医院と自宅での具体的なケアについてご紹介します。ご自宅のケアは、ぜひ今日から実践してみてください。
医院でのケア
ブラッシング指導
ブラッシングのクセや磨きにくい場所のブラッシング方法などをお伝えします。また、仕上げ磨きについてもお教えしますので、ぜひ身につけてお子さんにブラッシングしてあげてください。
フッ素塗布
歯質を強くするはたらきを持つフッ素を歯に塗る処置です。フッ素を塗布することで、虫歯に強い歯になります。
PMTC
歯科医師・歯科衛生士による歯のクリーニングです。虫歯や歯周病の原因となるプラークや歯石をキレイに除去します。
シーラント
奥歯の溝に樹脂を詰める処置です。奥歯の表面を平らにすることで汚れが溜まりにくくなり、虫歯を予防できます。
過剰歯の抜歯
まれに、通常より多く歯が生えてくることがあります。多く生えたことによって歯並びが乱れたり、虫歯になりやすかったりする場合は過剰に生えた歯を抜きます。
コーラル歯科では、お子さんが歯医者嫌いにならないようにまずは歯科医院の雰囲気や我々スタッフに慣れてもらうことを優先しています。まずはユニットに座ってもらうことからはじめ、それができたらお口を開けてもらう練習をするといったように、お子さんを慣れさせながら治療を進めていきます。初めて通院させる方も安心してご来院ください。
ご自宅でできるケア・生活習慣
おやつをだらだらと長時間食べることは糖分を口の中に残すことになり、虫歯を誘発します。おやつの時間・量を決めることも大切なケアの一環です。
お子さんが小さいうちは、仕上げ磨きが必要不可欠です。磨き残しがないように、しっかりフォローしてあげましょう。
食後、30分が経過した頃に虫歯菌が活発化します。お子さんには30分以内にブラッシングする習慣を身につけさせましょう。
寝る前に食事をするとお口の中が酸性になり、そのまま寝てしまうと虫歯になりやすくなります。夕食は寝る2時間前に済ませるようにしましょう。水分をほしがる場合は水やお茶を飲ませてあげてください。
